技能実習生の受け入れの流れ
- 技能実習生の受け入れ募集開始
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まずは受入企業様の実習生受入希望をいただき、企業様の業種や職種、雇用条件などの詳細の求人情報をお伺い致します。
詳細なご希望の確認がとれた後に、正式な実習生募集申込書を作成していただき、弊社へ郵送をお願いいたします。
各国の労働者と大使館に募集申込書の内容が確認されたら、送出し側で実習生募集に見合った学生たちをセレクト、もしくは求人票を見て働きたい学生を募集します。
- 面接・選抜に向けての準備
- 相手国では、面接・選抜に向け募集要項に見合った学生たちをセレクトしていきます。またその際、保証人がいる人材を優先して準備いたします。セレクトと同時に身体検査・日本語学習を開始。その後、相手国で模擬能力試験を行います。最終的に、日本語能力試験N4に合格した者の履歴書を面接・選抜に来られる企業様、もしくは組合様に送付いたします。
- 相手国への面接渡航準備と求人書類用意
- 面接・選抜にセレクトされた学生の履歴書内容をご確認いただき、技能実習生の受入を決断されたら「雇用契約書」「雇用条件書「デマンドレター」を作成(受入監理組合)、企業様から相手国へ面接渡航のためビザの発行、渡航スケジュールを決めます。
- 面接・選抜
- 実習生募集の求人票をもとに事前トレーニング(語学学習)を受け、模擬能力試験を合格した学生たちと選抜活動・筆記試験・面接を行います。弊社施設、トレーニングセンターなどで面接準備をしております。もちろん、ホテルまでの迎えなども万全ですのでご安心ください。
- 採用決定と雇用契約
- 無事に面接を終え採用が決定となりましたら、事前に準備いただいていた雇用契約を労働者と結びます。日本で働くことに備え、日本語と必要に応じて技術のトレーニングに更に励みます。
- 書類持ち帰り、日本へ帰国
- 面接終了後、現地でのお時間がありましたら、その国の生活レベルや経済状況、生まれ育った人々はどんな気質なのかをすこしでも肌で感じていただきご帰国されれば幸いです。
- 送り出し機関、受入監理組合による必要書類作成
- 面接終了後にすぐ送り出し機関による書類作成となります。履歴書や派遣元企業概要書、労働省提出書類などを作成し、各省庁や機関・協会に提出します。また日本へ送る書類も同時に作成し完了後、受入監理団体へと送られます。受入監理団体は入国管理申請書類を作成します。※入国管理申請書類の中には企業様に必要書類をご用意いただくことも多数ございますので、一早く入国を進めるためにご協力ください。
- 入国管理局に申請
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受入監理組合が作成した書類を持って入国管理局に申請します。
入国管理申請後は、1ヶ月~3ヶ月、またはそれ以上時間がかかる事もあります。提出する管轄の入国管理局によっても審査期間が変わってきます。
※入国管理の審査期間を短縮することは難しいため、書類作成をスムーズに行い、入国までの期間の短縮に努めています。
- 相手国側の日本大使館にてビザ申請
- 入国管理の審査が無事に終わると在留資格が交付されます。この在留資格を相手国側に送り、在留資格をもって相手国側の日本大使館でビザ申請を行います。2~3週間で取得し、それを持って技能実習生は入国してきます。また、技能実習生として日本へ渡る学生の保証人と面談及び説明会を行います。
- 入国・一ヶ月講習
- 受け入れ企業様から渡航費の振込み、同意覚書を頂いたのち、到着空港や渡日スケジュールを決めます。出国し、無事入国をすませると実習生たちは一ヶ月講習に入ります。受入監理組合の指定の講習施設にて一ヶ月間の日本語講習や生活指導を受け、日本での生活や就労に適応できるように詳しく学んでいきます。
- 受入れ先の企業へ配属
- 一ヶ月講習が終わるとようやく受入企業へ配属となり、いよいよ雇用契約が始まります。実習生たちは会社の先輩たちに仕事を教わりながら実務を行い、実習がスタートとなります。